ニュースリリース
クルマ・技術
マツダの「i-stop」が「2010年次RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、特定非営利活動法人(NPO)の「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC/会長:片山 光夫)」による「2010年次RJCカーオブザイヤー」の最終選考において、同社が開発したアイドリングストップ機構「i-stop(アイストップ)」が「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞したことを、本日発表しました。
マツダの「i-stop」は、直噴エンジンの燃焼エネルギーを利用することにより素早くエンジンを再始動、一般的なアイドリングストップ機構の半分となる約0.35秒を実現しました。また、エンジン再始動時の振動や騒音を抑えることにより、乗用車にふさわしい、自然な使い心地を提供します。
マツダは、今年6月に発売した新型『マツダ アクセラ』に、この「i-stop」を初めて採用し、*110・15モード燃費を旧型比で約15%改善しました。*2i-stop付モデルは、「環境対応車普及促進税制」による減税対象(75%)および「環境対応車普及促進対策費補助金」の対象となり、国内におけるアクセラの全販売台数のほぼ半分を占めています。*3
マツダの金井 誠太 取締役専務執行役員は次のように述べています。「『i-stop』はマツダの将来の商品戦略のベースとなる環境技術。また、走行性能をそこなわず、『走る歓び』と『優れた環境安全性能』の調和を目指すマツダらしい技術と考えている。その意味でも、今回の受賞は大変光栄であるとともに、マツダにとって大きな意義がある」。
「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)」は1990年に設立、カーオブザイヤー選考委員会による優秀車および優秀技術の選考の他に、研究活動を通じた道路行政への提言等を行っています。
本年度の「RJCテクノロジーオブザイヤー」は、2008年11月1日から2009年10月31日までに発売された商品に含まれる技術が対象となります。マツダによる同賞の受賞は、1993年の「ミラーサイクルエンジン(ユーノス800)」、2003年の「RENESISロータリーエンジン(RX-8)」に続き3回目となります。
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